本家熊野園農産物直売所 めぐみの郷 コンテンツにスキップ

本家熊野園

兵庫県丹波篠山市

本家熊野園

本家熊野園のお茶は1200年の歴史を継ぎ、茶畑から仕上げの工程に至るまで熟達した茶師が心をこめて造りあげた逸品です。 昔からお茶は「養生の仙薬」や「百薬の長」などと呼ばれ不老長寿の薬として珍重されてきました。そのみずみずしい茶葉には、栄養成分が満載されています。くわえて本家熊野園のお茶は有機栽培、無添加仕上げですのでどなたでも安心して喫していただけます。篠山の気候風土に合ったお茶作りを大切にした昔ながらの素朴なお茶の味は、多くの方に支持していただいております。

丹波茶の歴史は815年(弘仁6年)に嵯峨天皇が丹波・近江・播磨に茶を植えさせたことが始まりとされており、丹波は文保寺山に植えたものが最初に植えられた場所と言われています。平安時代に朝廷に献上されてから現在に至る約1200年の歴史を持ち、日本で最も古い茶産地の一つです。江戸時代には、大阪で流通するお茶の半分が丹波茶と言われるほど。日本で最も気温の低いお茶の栽培地域で、現在も兵庫県のお茶の生産量の70%を占めているんです。

茶摘みを終えた茶葉は手摘みもしくは機械摘みで刈採られ、茶工場へ運ばれます。まず蒸され、表面から水分を取り除いた後、冷却することにより変質や変色を防ぎます。その後揉みほぐしを繰り返し、熱を加えたり形を整えたりと、沢山の工程を繰り返していきます。毎年5月上旬、煎茶の刈採りで始まり、10月の秋番茶刈採りで一年が終わります。 手間暇をかけて作られた茶葉は、美味しく香り高いまま袋詰めをし、大切にご家庭までお届けしております。

丹波は神がやどるところとされています。 木霊の聲、川のせせらぎの聲、山鳴りの聲、それらの響くところ丹波…。 当本家は茶を喫することよりむしろ茶と共に心和むひとときを過ごして頂く為に、 茶の生のあるもの全てをこの地に表現しております。お茶は本来落ち着いてゆっくり飲むもの。庭を眺めながら香り高いお茶をゆっくりと飲み、心を和ませていただきたいと願っています。自慢の丹波茶を、是非ご家庭でもお楽しみください。